【今日も今日とてジャグ日記#17】
ホールの新規開拓
ジャグラーに高設定が使われているホールを求め、時間の許す限り新規開拓に勤しんでいる輝喜です。
日々の実戦ホールはSNSを複数チェックして決めているが、新規ホールが使えるか否かを判断する場合は、現場に赴き自身の目で見て決めるようにしている。
さらに、出玉状況が良好で使えそうだと感じても、1回では判断せずに必ず複数回チェックすることを心掛けている。
1度では、見た日がたまたま強い日だったり、設定状況は良くないのに打ち手の引きが強くて出ているように見えたりすることもあり得るからだ。
では、どのようなタイミングで新規開拓をするのか。
朝イチでツモもり損ねた日や、打つべきアツそうなホールがなかった日。ただ、新規開拓を意識せず、偶然にして見付かるケースも稀にある。
今回はそんなレアケースを紹介しよう。
偶然見つけたホール
先日、当コラムの編集者と打ち合わせをしたときのこと。
打ち合わせが終了した後はその流れで飲みに行くのが常だったが、その日は打ち合わせが早く終了したため、2人で近隣ホールを覗いてみることにした。
激戦区に存在するそのホール(以下、A店とする)。
同地区にある他店では打ったことがあるものの、A店では打ったことがなかった。
A店で打たなかった理由は出玉状況にもあったが、それだけではない。近隣店には各台計数機が設置されているが、A店は非設置だったのである。
台移動をする際には、持ちコインを流して会員orビジターカードに貯玉してから…というオーソドックスなスタイル。
持ちコインが相当数あれば、ジェットカウンターに店員さんを呼ぶのもやぶさかではないが、数十枚しか持っていないときにわざわざ店員さんを呼ぶのは忍びない。
結果、そのコインを使い果たしてしまうケースが多いのである。
それでも、特に移動先がなければ数十枚くらいのコインロスで痛手は小さいが、問題は移動したいときである。
高設定っぽい台が空いた時、他の打ち手に後れを取ってしまうことがあるのだ。
夜実戦などは一瞬の遅れが収支に影響を及ぼすので、各台計数機の設置が勝敗に大きく影響すると言っても過言ではない。
新規ホールの状況
A店をチェックしていると、各台計数機が設置されているではないか。
さらに、ジャグラーの出玉が極めて良好であったことにも驚かされた(特に一定の変形シマが良好だった)。
出玉は1日で判断できるものでないと重々承知しつつ、無視できないほどの盛況振りだったので、探りを入れるべく店員さんに聞いてみた。
輝喜
「前は各台計数機じゃなかったですよね?」
すると…
店員
「先週のリニューアルで設備変更があったんです。お客様、会員カードお持ちじゃなかったら、是非お作りいたしますが…」
丁寧な対応と、はじけんばかりの笑顔に促され、ごくごく自然に運転免許証を差し出していた。
店員さんに会員カードを作成してもらっている間、喫煙スペース付近にいた常連らしきご年配の女性にジャグラーの状況を聞いてみた。
輝喜
「前はこんなに人が多い印象がなかったんですけど、最近出してるんですか?」
常連
「先週のリニューアルから出してんのよ。しばらくは頑張るみたいよ」
設備変更などは、ガセイベの大義名分でしかないと捉えていたが、どうやらA店は常連獲得のきっかけにすべく、本気で頑張っているようだ。
会員カードも作ったし、元々近隣店には打ちに来ていたし、強そうだと判断した日であればA店へ打ちにきてもよさそうだな。
…そう判断して、編集さんと夜の街へ繰り出した。
そんな経緯で見付けたA店。
翌々日に某メディア系イベントが開催。当日はジャグラーに高設定が入りそうだったので、初実戦を行うことにした。
その実戦レポートは、次回お送りしたいと思う。
今日も今日とてジャグ日記
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©️KITA DENSHI